こんにちは。平田アルカンタラです。
この作品のスピンオフ的立ち位置の『土竜たちの沈黙』を観て、本家にも興味を持ち鑑賞。
おはなし
猟奇的殺人鬼のハンニバルレクターさんと学生ながら捜査に参加する主人公。そんな二人が塀越しに出会い、連続殺人鬼逮捕に向けて奇妙な協調関係を紡いでいく。
おもしろかった点
だんだんとハンニバルこそ正しいのではないかと、観客も思ってきちゃうのは面白い。
ハンニバルは初対面の主人公に「お前美人だからジロジロみられるだろ。お前の上司もお前を抱きたいと思ってる」と忠告してくる。
その後は普通の警官などの人物が出てくるたびに主人公をジロっと見るような演出が入ってきて、ハンニバルの言うとおりなんじゃないかと思えてきちゃう。上司と絡むときも、こいつ狙ってんなって目で見ちゃって終始怪しい。
徹底的に顔しか映さずに進むのがこの映画の大きな特徴だけど
顔だけ見ればハンニバルもその他警察も大差ないから怖い。
その特異な説得力を持つ佇まいとずば抜けた分析力も相まって、ハンニバルこそ正しくて他が間違った野蛮な人間って印象すら受けるつくりが面白かった。
そんな説得力あるカリスマ「ハンニバル・レクター」さんによって、学生見習いFBI捜査官クラリスがどんどん成長していく話として面白い。めっちゃ怪しい『ベストキッド』のような。本当に奇妙な『相棒』のような。
ハンニバルの指導が的を射てて、クラリスがギリたどり着ける課題を与えてくる。そこらへんマジでいい指導者。そんな様子を見てるとクラリスへの愛が感じられるよね。
不満点
ちょっとこれ一本だと消化不良かな。続編がある作品なので仕方ない点もあるけど・・・
ハンニバルの逃走ももっとしっかり観たいし、ラストも尻切れ感が強い。
ハンニバルという存在にここまで興味を持たせるってことは、第一作として考えれば十分なんだけど。
まとめ
うーん僕は『土竜たちの沈黙』(採点100点)のほうがすきかなぁ
ジョディーフォスターってあんだけ寄っても美しい力強さがあるから凄い。
採点 63点
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