【ネタバレ感想】スペース・カウボーイ~時代を感じる良作~

オススメできる

こんにちは。平田アルカンタラです。

あらすじ

 宇宙まであと一歩という所まで訓練していたが権力争いにより宇宙へ行けなかった過去を持つ元空軍4人組。それから40年が経ちそれぞれ普通のおっさんとして暮らしていた。一方NASAではロシアの通信衛星が故障し修理に乗り出すが、40年前に主人公が開発したロストテクノロジーが使用されており現代人では修理不可能。そこで白羽の矢が立ったおっさん4人が再び宇宙を目指すはなし。

良い点

 おっさん4人のキャラが立っててそれぞれかっけぇし愛くるしい。まず4人がそれぞれ違った生活をしながらも充実してる様子なのに、離れていた主人公が突然来て「宇宙行こうや」ってなったらすぐ昔の顔に戻ってのりのりで任務に参加する感じが愛くるしい。4人はただの旧友ではなくもっと深いつながりだと伝わってくる。

 そして劇中屈指のほっこり展開が検査シーン。宇宙に行くには老いぼれだろうと体力や健康面・宇宙空間への慣れなどのテストにクリアしなくちゃいけないのだけど、もちろん年取って正攻法では難しい。そこでじじぃの知恵(ズル)を駆使してクリアしていくさまがまた愛くるしい。

 そんな愛くるしさを障害なく盛り上げるのは周囲の人物。観客が4人に抱いた好意と連動する形で、周りの人間も4人に惚れて手を差し伸べる。これが素晴らしい。一番良かったのは視力検査を担当した女医が、老眼ごまかしズルして検査をパスした一人に対し、後日周囲に老眼がばれないように老眼用サングラスを作って渡すシーン。「ズルしてたのわかってたんかい!」ってことと「やっぱりあなたもあいつのこと好きになっちゃうよね!」っていう共感で、この映画を象徴する展開だった。

 この映画は観客が主人公たち4人を好きになったら勝ち。ってことを考えるとその目的を果たすために過不足なく積み上げられた2時間で素晴らしかった。

微妙点

 展開が似ている名画『インターステラー』と比べちゃうのは酷だけど、宇宙やシャトル内の映像が古い。合成っぽさとか嘘っぽさが出ちゃってる。それは少し醒めた。

 あとは少し短い。宇宙に行ってから駆け足過ぎる気がしてもったいない。もっと見たいなぁと。特に宇宙にいってピンチになってからもっと議論したりするシーンとかが欲しかった。せっかく別の宇宙飛行士2人いるのにあんまり活きてなくて残念。ジェネレーションギャップの面白さに期待してたのに。

まとめ

 良かったことは間違いない。ただちょい昔の映画特有のゆったり感があって、その分2時間じゃ物足りなさを感じた。冗長だなぁって訳じゃないのはそれだけ面白かったということ。

採点74点

Bitly

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