こんにちは。平田アルカンタラです。本日は予想以上に良かった作品をご紹介します。
感想
良かった点
「サッカーの面白さを映画という枠組みに落とし込む」ってことをこれほど行なえてる作品あるかね。これ観るとスポーツしてぇってなる、団体競技して組織に貢献したいってなる映画。
この映画の凄いのは、スポーツ映画というジャンルを考えても相当な出来なのに、ドキュメント映画としても完成度高いなって点。試合のシーンの編集相当うまい。ピックアップするシーンも、カット割りもちょうどいい。サポーターのごとく盛り上がっちった。
あとカメラ何台あるんだって思うほど様々なパターンのカット。本筋を見失わせない程度のセンス良い演出。90分興味を持続させる上質ドキュメンタリー。
展開としてのピークが30分ほど早く来るのに、映画としてそれを乗り越えてるのもすごいなぁ。
登場人物も面白かったね。サッカー界初のオカマ選手も、サモア文化特有でサッカー映画としての面白さを促進する存在だった。豪州相手に31点取られた時のGKは、そのダメージから毎日ゲーム上で豪州と戦ってから寝るというユニークさ。
そしてそれを率いる新監督トーマスは、当初の性格悪そうな感じから、だんだんアメリカンサモアに染まっていく。トーマス自体の背景を必要最低限掘り下げたのも、展開に充分な重みを持たせていたなぁ。
ちょいと泣きそうになったってのが正直なところ。それぐらい良い映画でした。
採点 77点
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