こんにちは。平田アルカンタラです。
これは本当の意味での何でもアリ映画です。
おはなし
ゾンビを使った強盗事件が発生。荒くれ刑事コンビのふたりが調べていくと、製薬会社にて死者を甦らせる装置を開発していたことが判明。しかし敵の襲撃により主人公が死亡してしまう。
そこで困った相棒はなんとその装置を使って主人公を甦らせてしまう。ゾンビとなった主人公は相棒と共に事件を解決させられるのか…
良い点
いろんな要素を詰め込んでるが、最も笑えるのはこの映画におけるゾンビの立ち位置。
12時間で腐敗してゾンビとしても動けなくなるんだけど、それまでは最強。どんだけ打たれようが切られようが息止めようが大丈夫。なので敵がゾンビを襲撃させて主人公コンビVS敵ゾンビになっても、自分もゾンビの主人公は全然余裕。自分を盾に銃撃から守ったりしちゃう。相方は生身の人間なので、対ゾンビ戦は相当大変そう。
終盤出てくる相手の強い守衛ゾンビと戦った時なんて、主人公も守衛ゾンビもお互いに銃打ち続けてお互いそのまま立ってるだけ。互いにノーダメージで、結局主人公が相手を個室に押し込めて爆弾使って処理する。あんなに互いにとってウージーが無意味に発砲されたシーンあるかね
まぁ基本はなんでもありだけど、中華料理店でのシーンは振り切っててが面白い。捜査に入った中華料理店に小型蘇生装置が隠されてて、それで店内の食材がゾンビ化して一気に襲ってくる地獄絵図は笑った。それまで切られていた鳥肉とか豚の頭とか色んな部位とかがそれぞれ襲ってくるなんて。中国のお店にあるっぽいやつ全部生き返って、最後はデカイ豚の丸焼が飛び出してきて大騒ぎ。
悪い点
もうモロB級ですから、そういうやつが楽しい人は面白いかも。
人生にとって何の役にも立たない時間を楽しいと感じる人は良いでしょう。
映画がいい感じで終わると思いきや、最後主人公コンビは話すんです。
「もし生まれ変われるなら何が良い?」「うーん。女の自転車のサドルかなぁ」 ・・・そういう映画です。
まとめ
全く関係ない話だけど、こういうバディ刑事ものを観ると
昔アーケードであった『ラッキー&ワイルド』ってゲームをなんでか必ず思い出しちゃう。
採点 50点
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