【ネタバレ感想】いまを生きる 個人レベルではこういう生き方を目指すべき

オススメできる

こんにちは。平田アルカンタラです。

おはなし

全寮制の厳しい規律を持つアメリカ屈指の進学校。医者や弁護士などエリート層になるべく親の期待のもと日々勉学に励む主人公たち。

そこに赴任してきたのがロビンウィリアムス演じる国語教師。普通の英語の授業では詩を学問的に論じるが、この人は全く違う授業をする。詩本来の楽しさを説き、自分自身から湧き上がるものそのままの良さを教え込む。

そしてそれは詩のみならず、それぞれの人生の選択にも影響を与えていく。

良い点

やっぱり強いのはロビンウィリアムスの顔演技

『レナードの朝』でも『グッドウィルハンティング』でもそうだけど、
問題のある主人公を「わかるよぉー」「そうだよねぇ」的な目線で見る役のための顔してるわ。やさしさが佇まいから溢れてる。

キャラ設定もロビンウィリアムスの顔に合ってる。

新米英語教師は舞台となる進学校の卒業生で、主人公たちと同じような抑圧された勉強生活を体験していたが、その学生時代にも詩のパワーを信じて生き抜いてきた。

なのでキャラとしても主人公たち後輩を「おまえたちの気持ちわかるぞ」という設定で、ただの教師を超えてどう生きてきたか人生の先輩でもある。

そんな優しい理解者ロビンウィリアムスが教える力強い詩。そんな授業を受ける主人公たちの顔が疑心からイキイキとしてくる感じ。影響を受けて自ら詩の会を開き、内面から変化が起きてくる様子。

詩のパワーという目に見えないものが、教育によって伝染していく。その様子が手に取るように分かるのがこの映画の良さ。こういうのを映画的っていうんでしょうか。

もう一つ観た人にのみ伝わる良い点を挙げると最後クラス全員ではなく半分のみが立つのはリアルだなと感心しました。いくら感化されたからって、ここまで勉強してきた努力と進学を考えると立たない層がいることはとても自然で、バランス良い着地点でした。

微妙点

それまで必死に秀才街道歩んできた主人公たちのクラスに、変わった先生が来てあんなに早く心を掴むかね。とは疑問に思った。

序盤、主人公たちがロビンウィリアムスの考え方に染まるのが早すぎて、もっと疑りながら非難しながらも魅力に引っ張られる描写が必要に感じた。

ロビンウィリアムスの考えに染まりすぎた結果、終盤の悲劇的な展開を生んで現実に揺り戻されるのは映画全体として良いのかもしれない。

でも前半はもっと溜めたほうが説得力うまれると思う。

まとめ

いつもツタヤで平置きされてるから気になってた作品。

関係ないけど僕の崇拝する「岸見一郎アドラー哲学」みたいな考えだなとは思いました。社会全体がこういう考えをしろってなると問題が大きいだろうけど、個人レベルではやっぱりこれを目指していくべきと改めて考えさせられた。

やはり自分の人生は自分が生きたい。

採点 76点

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