2018/07/16 DVDにて鑑賞
ジャケ借りしましたが…
あらすじ
主人公フレンチは格闘技道場の師範だが金が無く立ち退きを迫られる。道場を守るべく金のために曰くつき借金の取立屋をすることに。そこでバディとしてあてがわれたのが飲兵衛じじぃのスー。腕は確かだと言われているが、風貌からは分からない。スーに付いていきながら仕事を始めるのであったが…
感想
アクション映画というよりアクション多め日常系映画
アクション映画コーナーに置いてあった本作。たしかに体術は強い。相棒のスーも元ボクサーらしく普通に戦える。そんな戦闘能力を活かして局面を打開していく。しかし、この映画は日常系でした。
アクションをする事で盛り上がる展開を作ってこない。映画としてはなんか惰性でアクションしているかのよう。その分どうでもいい二人の会話でほんのりと楽しんでほしい、みたいな映画。
例えるならアクション展開の多い『まほろ駅前〜』みたいな感じ。まほろより全てが数段つまんねぇけど。
前半は繋がりの少ない、ただ目の前の敵をなんやかんやでぶっ潰して金を奪ってくだけ。後半はよく分からないままアクシデントに巻き込まれて、盛り上がらないラストで終わる。
いくら日常系って言っても面白くなさすぎるわ。クライマックスの2対2の撃ち合いシーンなんて、よくこれでアクション映画って言えたなってぐらい低レベルな展開。
二人の背景とかあまり見せないんだけど、いざスーについて少し見せる場面は退屈は一人喋りだし。
軽い映画。というか重くシリアスに出来るほど重みのある完成度の高いシーン皆無。だからまぁ軽く観るかって感じなのに、チャプター間で挟んでくる白黒家畜映像とか、まじいらねぇじゃん。主人公達にかぶせて嵌められて死期が迫っていく感じとか、そんな雰囲気出せる完成度じゃねぇだろ って話ですわ。
まとめ
ジャケ借り失敗パターンでした。アザーガイズ』みたいな傑作バディものを期待したのになぁ。
採点 20点
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