2017/01/30 鑑賞
『7人の侍』も『荒野の7人』も観ようと思いつつ観てないので比較が出来ませんが、観てきました。
おはなし
とある村を奪おうと資本家が傭兵を従えて乗り込んできた。村の娘は隣町に行き、凄腕ガンマンに助けを求める。そして荒くれ者をスカウトし、計七人で村を防衛するべく戻ってくる。
良い点
今確認して驚いたけど、これ133分もあったんだね。普段120分超えると辛くなるのに、これはあっという間だったからこんなにあったとは。
予告編レベルでもうストーリーの全容は分かっちゃう。そして全く裏切らない。そんな安心感ある話を、普通にかっこよく普通に面白く、まぁ結果満足できる映画です。観ていてやってほしいことは全部やってくれる。盛り上がりそうなことも全部やってくれる。そんなサービス精神あふれた映画ではある。
具体的に何が良かったのと言われてもはっきりと出てこない。どこかで見たことあるような感じのツギハギで出来てて、特出する部分てどこだろうか。でもねドクターストレンジより戦うことの意味が理解できるし、死が目の前にある切迫感が伝わってくるし、人と人が戦ってそれ観て娯楽になるってこういうことなんだよなぁ。
それを本物の馬がぶわーーって横に並ぶリアルな物量とか、悪魔の武器の圧倒的力が使われる側でひしひしと伝わってくる感じとか、そういう肌に伝わる展開で映画に入っていけるよね。
なんかこれ観て、ドクターストレンジが対比でつまんねぇなってなってます。やっぱりあれは映像凄いけど、敵とバトルすることが他人事にしかなってない。スクリーンの向こうで作られたものだなぁーって冷めちゃってた。
それに比べてこれは映像内の人間が戦っている、ピンチに陥っている、死んでいるってこと一つ一つが意味を持ってた。人が生きて何かに命捧げて死んでいく意味が。っていう点で映画として面白かったです。
あとヘイリー・ベネットさんって初めて知ったけど卑猥だわ
最大の加点ポイント
まとめ
特に文句もない。名作二つを観てる人は改めて楽しめるのかわからないけど、僕は普通に面白かったです。
観終わったときはこんなもんか。と思ってたのにこう書いてるとだんだん良かったんじゃないかなと思ってきてます。
採点 65点
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