感想
設定はおもしろい。ヴァンパイアをメインに妖怪の人間界での日常生活を、タイムスクープハンターばりのドキュメンタリー風として描き切った。
ただその設定で90分未満ってサイズにした結果、ストーリーの深みは出ずに終わってしまった印象。
例を挙げれば、上記の画像のセンターに移ってるのがヴァンパイアのリーダーなのだが、結局なんなんだかあまり掘られず後半ただただ死にます。それ以外特に触れられずもったいないなぁと。
あとは、画像一番右が唯一の人間としてハウスに居付くんだが、すんなり染まりすぎて「じゃあ今までもそういうやついただろ」って思っちゃって萎えてた。こいつの人となりもぜんぜん掘り下げないし。
ヴァンパイアになりたくて召使として仕えてる人間という異質なキャラがいたのに、それもストーリーに特に影響も与えないまま終わってしまったのももったいないなぁと。あいつもっと何らかの話生み出すの力あるキャラだったのに。
凄くいいなぁって思った点は、ヴァンパイアの長寿っぷりの表現の上手さ。歴史の絵にそれぞれが様々な存在として描かれている感じは笑った。丁寧で好感もてたね。
あとは人間社会に主人公たち以外の妖怪が居る表現もよかった。あんなに自然に居て、同士だと分かった途端姿を示す感じおもしろかったね。幼女姉妹ヴァンパイアはえろかった。
まぁ設定とモキュメンタリーとして作るアイデアは面白いっちゃ面白い。ので期待せずに見ればそこそこおもしろいですよ。
採点 52点
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