こんにちは。平田アルカンタラです。
劇場公開時に観たかったのにタイミング合わなくて、DVDで観ました。
感想
異様なほど静かな映画。テーマ以上に静かに、そして丁寧に作られている90分
おもしろかった点
主人公は本当にセリフが少ない。セリフではなく動きで示すという映画的なアクションで常に話は進んでいく。
上司に理不尽な退職を命じられても全然反論せず、どこまで仕事が出来るのかのみ問う。そして淡々と丁寧に気持ちを込めて仕事をこなし続ける。それ以上でもそれ以下でもないのがこの主人公
唯一上司に刃向かうのは、最後の仕事を納得いくまでこなすための、数日期日伸ばし要求のみ
それぞれの感想
この主人公を応援している観客は、最後のエンディングを観てどう思うのだろうか
僕には悲惨な終わりにしか思えなかった。悲しかったねぇ。
仕事を全うした結果、私生活でも救われて次の一歩を踏み出す普通のENDを期待しちゃったね。主人公が笑顔で過ごしている生活描写見たかったな。それだと評価されない普通の映画になっちゃうけど
そう思わせるほど主人公がプラスな立派な存在に描いているのに、裏切ってくる(良い意味で)残酷な優しくない映画だった。
まとめ
明確にネタバレしないようにするけど、一言で言うなら、「こういう人が幸せになってくれないと困るなぁ。フィクションの中ぐらいはさ」っていう映画でした
良い映画です。おそらく
採点 69点
Bitly
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