【映画館漂流記】伊勢進富座 三重県伊勢市

映画関連その他
2025年8月19日訪問

この映画館に行くために初めての伊勢旅行を計画しました。伊勢市内に存在する唯一の映画館であり、三重県内に昭和時代から残存する唯一の映画館とのことで、歴史あるこれぞ地域の名画座!あこがれでした。

伊勢進富座
所在地:〒516-0078 三重県伊勢市曽祢2丁目8−27
最寄り:近鉄宮町駅

近鉄宮町駅から徒歩3分。見えてきました。

まずは外観。興奮しすぎて360度撮ろうとしています。

白が本館で、青が別館の2スクリーン制。ただ今年から本館のみの運営になっているようです。白も青も映えててかっこいい。

チケットは事前購入制ではなく、上映15分前に開館してから購入するスタイル。

外に神棚がしっかりあるのも伊勢に根差した名画座の雰囲気を作っていて最高。やっと進富座に来れたなぁと嬉しさがこみ上げてきます。

ロビーはこんな感じ。地元だなぁ。

上半期のベスト作品投票が行われていました。ここに住んでいたら毎週通って、真剣に投票したい。

通路の様子。赤を基調としていて、映画館に来たなって否が応でも気持ちが高まる最高空間。

地元紙にエッセーを掲載しているとのこと。この地元密着感が名画座のあるべき姿ですよ。

トイレも綺麗で素晴らしい。小便器の小ささから歴史を感じるのもグッときます。5つある小便器の真ん中は使用不可です。

トイレ内の掲示は、投票の呼びかけでした。投票率は高いに越したことない。私も投票したい。

劇場も雰囲気満点。

劇場内にエアコンがありました。絶対にいじってはいけません。

頂いたリーフレットに劇場スタッフさんからのメッセージとして映画館運営に対する熱い言葉が掲載されていました。勝手に載せてはいけないと思うのでここには載せませんが、上映作品選びに妥協せず、スタッフさんが1本1本吟味して選定しているとのことでした。

上映スケジュールにも、おすすめマークやジャンル分けなど細かく表示されております。映画館への愛と情熱が感じられて、本当に素晴らしい映画館だと思いました。

ぜひ伊勢に足を運んでみてはいかがでしょうか。

PS.進富座の目の前におしゃれなイタリアンがありました。私は15分遅れてしまいランチが食べられなかったのですが、次回は必ず寄りたいと思います。

コメント

  1. ガルル より:

    真ん中の小便器で用を足したいなぁ

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