こんにちは。平田アルカンタラです。
本日はジャケ借りした作品をご紹介。
感想
ツタヤでパッケージ見たときは、「彼女が死んで、次の彼女に乗り換えようとしたら、死んだ彼女がゾンビ化して阻止してくる。主人公はどっちを選ぶのか!!」って感じで宣伝されてたのに、本当はちょっと違う印象。
よくゾンビ映画で「愛する人がゾンビ化して自らの手で殺すか否か」って展開があるけど、それを90分の映画にした感じ。
なので宣伝で大事な“死んだ恋人の対抗馬=新たな女”が全く出てこない。途中に1回終わりに1回の計2回だけ。だからストーリーとしては、“どっち選ぶか”なんていう展開は全くない。
その分話のない90分の印象になった。ハッキリ言って面白くなかったなぁ。ゾンビ映画としての描写は少ないのに、登場人物の会話は怒鳴ってばっかりで話は進まないんだもの。
ベス(ゾンビ化する彼女)がどうゾンビ化していくか、それを実感した周囲の人間がどう対応を変えるか。それを描いた映画だが、それが90分すらもってない。
後半にある主人公と兄の会話で 主人公→兄貴「ゾンビ化した人間を殺すのは良い。ゾンビ化して動き続けるのは可愛そうで、そこから助けてあげる行為だ」と、他のゾンビを倒した兄貴を慰めるのだが、兄貴→主人公でベスを巡って同じ会話が反転され行なわれる。
この“じゃあお前はどうすんだ。一般的な道義を自分に当てはめたらどうする”という表裏一体では処理できない部分が分かりやすく映画のテーマになっている。そういうのが観たい人には良い映画かも。
良かった点
良かったのはベス役の演技。ゾンビと人間の中間演技が絶妙。人形劇とかいっこく堂とかの人形って細かく動き続けて人間味を出すけど、そういうずっと動き続ける本能に逆らわない演技上手かった
あと、後半のオーブン背負ってラジカセ首にかけて胸に棒が突き刺さってるベスは最高に笑えてたね
主人公がハゲすぎているところはどう評価していいのか
まぁパッケージだけで選んだので、シンプルにはずれだったってことで。私にとっては
採点 25点
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