こんにちは。平田アルカンタラです。
映画界最強ランキングで、ジェイソン・ボーンとアジョシの主人公が同位だったため鑑賞。
感想
良い点
強えぇところは良い。確かに良いんだけどそれ以外全部微妙だったなぁ。強さを求めて観てるんだから、最低限期待に応えてるとも言えるけどさ
微妙な点
まず悪役集団が馬鹿過ぎて乗れないよー。
主人公の最強戦士テシクさんは、誘拐されたソミを取り戻すためだけに戦うんだけど、悪い計画の進行を考えたら誘拐する必要が無さすぎて。あれだけ敵にとって面倒な存在である主人公の介入を少女一人帰すだけで、序盤だったら防げる(後半になると他の子供達の救出のために止まらないかもしれんが)のに不必要にソミに固執しているように見ちゃう。
だからストーリー全体に説得力とか緊迫感が賭けていた気がする。そこまでソミを囲い込む必要が見えないから、しっかり交渉すれば闘いを回避出来そうだなって。
こういう映画は「戦闘を限りなく努力してこちら側がギリギリまで譲歩して、それを踏みにじられることで一線越えることを決心する」描写が大事。それが一切無かったのは残念。
救出のために手段を選ばないっていうほうを強調した結果なのかもしれんが、少し話が物足りない映画ではあった。
主人公もめちゃくちゃ過酷な訓練して特殊任務を行ってた割には、ただ強いだけで頭の良さ的な部分がなくて行動が浅いんじゃいか。ボーンや96時間みたいな相手の上をいったり、その場での超人的な工夫とか腕っ節以外の特徴観たかった。
あと警察側を結構長時間映画に出す割には掘り下げず、たいした映画的効果を生んでなかったのは残念。 警察側リーダーと敵軍の主人公最大のライバルが人物像似てる雰囲気だし。このぐらいの扱いなら、全く警察を映さず主人公と敵組織の2者のみに集中したほうが良かったんじゃないだろうか
まとめ
まぁ欲しかった観たかった部分は最低限あったからそこまでの酷評じゃないけど、言うほどは面白くないなぁ。
採点 57点
コメント