こんにちは。平田アルカンタラです。
出たてのころその完成度の高さから評判になっていた作品。でも、あらすじとかそれ以上の情報は何もいれずに鑑賞。
良い点
まずほとんどCGで作ってるらしいのに、リアルレゴをストップモーションで動かしてるかのような質感。それで動きは現実離れで、圧倒的躍動感だから見入っちゃう。
あの名作「くもりときどきミートボール」の監督コンビとあって、ストーリーは無駄が無い。子供にも理解できる基本軸でありながら、おとなも笑って楽しめるような細かな描写を邪魔ではない程度に入れてくる。まじで楽しめる。
レゴの映画を撮るってなって、最もポピュラーな「黄色い名も無きキャラ」をメインに据えて「普通の男が決意すれば世界だって変えられる」というテーマにしたのは正解すぎる。とっつきやすいし、レゴという世界観ならばとどんな展開も理解しやすい。同じような存在が数多くいる描写も画一的で面白い。
前半の現在の人間界を皮肉った内容もレゴだから笑ってみてられる。高いコーヒーを喜んで飲むシーンや、悩み事もテレビのコメディ観て忘れちゃうシーンは痛快。
そしてクライマックスの驚く展開。ここまでレゴだからと笑ってきたのに、人間界とクロスオーバーし観ている子供たち自身の話でもあると心に響く。そこもいやみたらしくなく、自然に人間描写へはいる。 これも本物のレゴブロックが、劇中のように複雑でハイクオリティな表現ができることによって可能となってる
ここまで劇中観てきた乗り物や建物が本物のレゴであらわされているシーンは感動する。うわー本物か!!って
まとめ
全編に渡ってレゴへの愛にあふれている映画。それによってメッセージも嫌味なく伝わるし、感動もできる。テンポもめちゃくちゃ良いから子供も絶対飽きない。本当に面白い作品で、子供が居たら一緒にみたい思う。しかもこれを観させたらレゴブロックをせがまれること間違いなしの映画
採点 90点
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