あらすじ
最強の傭兵タイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)は、麻薬王の息子を誘拐組織から救出する任務を引き受ける。だが作戦は失敗し、敵の支配下にある都市全体が戦場と化す。武装集団に追われながら少年を守り抜くため、極限状況の中で孤独な戦いを続けるタイラー。任務か、信念か――彼の選ぶ道は。圧倒的なガンアクションとノンストップの緊張感で魅せる、Netflix製作のアクション大作。
感想
映画史に残る15分の逃走劇がここに
本当にすごい映画。映画の9割が銃撃戦か銃を持って進んでいるシーンといっても過言ではない。ずっと追われているか、脱出ポイントに向かって進んでいるか。
特にすごいのが最初のシークエンス。当初の予定通り人質を回収し、脱出ポイントに向かう。そこで味方の船に乗ろうとするんだけど、第3勢力によって壊滅させられ、逆に追われる。謎の第3勢力と、人質を取り戻そうとする麻薬組織&警察の2つから慣れない街を人質ともに逃げる。
この逃走劇の15分間がえっぐい。3つの視点をシームレスに動かして、まるで1カット撮影のような演出。どうやって撮ってるのか、どうやって繋いでいるのかわからないぐらい上手い。しかも一般市民を数多く巻き込んだ市場でのカーチェイスや、人々が暮らしているマンション内での部屋や階段を跨いだ局地戦の連続など、戦闘のバリエーションもあり得ないぐらい多い。
この15分だけでこの映画に高得点を付けられます。
主人公と敵組織だけじゃない絡め方が最高
主人公タイラーレイクは裏社会の傭兵。非合法な依頼を受けて殺しをする。今回はバングラデシュの麻薬王から、インドの麻薬王の息子を奪回する任務。ということはバングラデシュ麻薬組織と戦えば良いはずが、インドの麻薬組織も主人公を襲ってくる。
ってのも、インドは金欠で、任務を依頼したけど実はお金が払えない。なので主人公が回収してくれたら主人公たちを殺して、息子だけ回収しようとした。なので「タイラーレイクによる命の奪還」から「インド麻薬組織による命の奪還」も行われる。
そんな横やりが入ったおかげで主人公タイラーレイクはぼろぼろに。依頼も報酬が嘘だったので、味方からは「一旦この任務は無し。息子を置いて帰ろう」と言われるんだけど、タイラーレイク男の決断。息子には罪がない、このまま置いても殺されるだけだと、任務度返しで息子を予定通り送り届けることに。
主人公の漢気によって、インド麻薬組織と利害が一致した最終盤に訪れる共闘。最初はあんなに殺しあってたのに、タッグを組んでバングラデシュからの脱出を試みます。
この熱い展開が最高。しかもバングラデシュも警察・軍総動員なのですっごい抵抗。そんな序盤とは構図が変わったクライマックスは必見です。
まとめ
再生したとき「あれ、これ昔みたなぁ」と気づきましたが、そのまま観続けて正解。やっぱり最高でした。
その昔友達に誘われて『ドラゴンボール超 ブロリー』を映画館で観たことがあるのですが、そのときに全編バトルすぎてこんな映画があるのかと驚いたのを思い出します。
観ていて間違いなく興奮できるので、こればっかりはオススメです。
採点 84点
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