こんにちは。平田アルカンタラです。
皆さん『バムとケロ』シリーズを一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
私は小学校の図書室で見つけて以降、一番好きな絵本シリーズとして、家にいつでも置いてあります。子供が生まれて以降は、ようやく面白さを思いっきり伝えられると張り切って読み聞かせをしております。
今日はそんな『バムとケロ』シリーズの中でも一番好きな『バムとケロのおかいもの』(島田ゆか 文溪堂)をご紹介したいと思います。
いろんな動物たち画面のあちこちで独自のストーリーを繰り広げている様子がとても可愛く、お子さまも読み手も、常にページの隅々まで興味津々で見入っちゃって、ワクワクした気持ちでページをめくれます。
最後はほっこりした優しい気持ちになれる、親子で一緒に楽しめる絵本ですよ。
この記事では、絵本『バムとケロのおかいもの』の対象年齢やあらすじ・読み聞かせの感想を詳しくレビューします。
絵本『バムとケロのおかいもの』詳細情報
この絵本ほんとにいいのよ
何がいいのか具体的におしえてよ
バムケロシリーズといえば、隅々まで面白い
この本は全ページ全箇所見どころたっぷり。
まず目をひく、メインのバムとケロの可愛さ。バムのダラっとしたキャラデザは唯一無二でしょう。なんなんでしょうか。加齢感と愛くるしさが同居しているところ、なんか実在感を感じさせる。犬なのかなんなのか。かわいい。
ケロちゃんはキョロっとしたお顔小さい体で、天真爛漫に動き回る。バムのためにいろいろしてくれたり、一人でどっか行っちゃったり。つい目で追ってしまう、ワクワクが止まらない存在。
メイン二人以外にも数多くのキャラクターが出てきて、それぞれの生活を背景で感じられるのがバムケロシリーズの一番の魅力。
文字で描かれているのはバムとケロのストーリーですが、背景に映り込むいろんなキャラクターが、それぞれ各ページで動いています。しかもただ映り込むだけでなく、ページをめくるごとにちゃんと独立して動きが進んでいる。
我が子に読んでいても「あっ!もぐらさんもご飯買ってる!!」とメインのバムケロ以外の動きを探して楽しんでいます。なので私も「このフードコートでおにぎり買ったんだね!」と面白がりながら読んでおります。
今作『~おかいもの』は特に登場キャラが多い
特に今回紹介する『バムとケロのおかいもの』は、登場キャラクターが多いです。
商店街のようなところに行くのですが、お店側もお客さん側もたくさんのキャラが出てきて、一度手をとめじっくり味わいたくなります。
ページ端で他のキャラクターの転倒を防いだとあるキャラが、別の背景で自分が転倒してしょんぼりしていたり。そんなバムケロ以外のキャラクターの日々が感じられて、本当にずっと読んでいられる1冊です。
バムとケロシリーズのキャラクターについて、絵本ナビで大変おもしろい企画がやっておりました。
【バムとケロのおかいもの キャラクター人気投票】絵本ナビ
https://www.ehonnavi.net/award/award.asp?aid=4NBS2
めっちゃかわいくないですか。ここにエントリーされていない名前のないキャラクターもたくさん居ます。ぜひ実際に読んでみて、お気に入りキャラクターを見つけてみてください。
まとめ
バムとケロシリーズはどれも楽しいですが、なかでも特に魅力が詰まっているのが『バムとケロのおかいもの』です。ぜひ明日の読み聞かせには、この本をチョイスしてください。もしかすると大人のほうがハマっちゃうかもしれません。
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